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抗ウイルス+蒸れにくいマスク 制服製造の「このみ」が開発・販売

2020年05月21日 19:13更新

学生服を製造・販売する妙高市のCONOMi(このみ)は、繰り返し使えるオリジナルのマスクを開発した。マスクは蒸れにくく、洗濯してもウイルスを防ぐ効果が持続するという。

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このみが開発したマスクの商品名は「科学のマスク」。ジャージのようなポリエステル素材でできている。最大の特徴は、マスクの表面に抗ウイルス剤の入ったマイクロカプセル約10万個が付着していること。これによってインフルエンザウイルスを減少させる効果が、試験で証明されている。

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このみによると、ウイルスを防ぐ効果は洗濯30回でも持続され、素材の縮みはほとんどないという。また、裏地はメッシュになっているため、通気性がよく蒸れにくくなっている。

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マスクの開発は3月下旬からはじまり、このみの制服と同じく機能性と耐久性を追求した。 相浦孝行代表取締役は「制服は3年間着る。着心地と耐久性が大事で、マスクに転用した」と制服製造のノウハウを生かした。 

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相浦代表取締役がきょう21日、妙高市役所を訪れ「科学のマスク」500枚と不織布マスク500枚を入村市長に贈った。

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入村市長は「不織布マスクと比べてスーッと呼吸しやすい。全然違う」と驚いた。相浦代表取締役は「役に立ててよかった」と話した。 

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なおマスクの一般販売は、きょうからこのみ新井店と上越市の上越アコーレ店で始まった。価格は簡易パッケージが700円、6,000枚限定。なくなり次第正式パッケージが1,000円で販売される。いずれも税別。サイズはS(園児〜小中学生)、M(小中学生〜成人女性)、L(成人女性•成人男性)の3種類。また来月1日からインターネットで販売する。

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市ではきょうの寄付とは別に科学のマスク3,650枚を購入していて、きのうまでに市内すべての園児、小中学生、教職員に配布したという。

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