2020年05月15日 13:43更新

国民に一律10万円が給付される特別定額給付金について、上越市は申請書の審査を15日からはじめた。郵送で申し込んだ場合の給付は最も早くて今月28日。

上越市の給付対象は約19万人、7万6,000世帯。市ではできるだけ早く給付しようと、総合体育館を貸し切り、最大150人規模の審査体制を整えた。

初日のきょうは458世帯から申請書が届き、職員19人が審査にあたった。審査では記入漏れや添付書類、世帯主の個人情報などを確認した後、最後にもう一度別の職員が再確認する。10万円は最も早くて今月28日（木）、世帯主の口座に人数分が振り込まれる。特別定額給付金事務室の星野悟史参事は「今のところ問題なく作業が進んでいる。今後、市民から相当数の申請書が送られてくると見込まれるので、迅速かつ確実に審査を進めていきたい」と話した。

市では新型コロナウイルス感染予防のため、申請書を市役所や各区の総合事務所に持ち込まないよう呼びかけている。必ず返信用封筒で郵送すること、また記入漏れや確認書類写しの添付忘れがないよう落ち着いて準備してほしいと話している。

一方、オンラインでの申請はきのう14日までに1,339件あった。こちらも審査がはじまっていて、もっとも早くて今月21日（木）に振り込まれる。それ以降は毎週木曜日の振り込みとなる。