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妙高チャンネル 31日で終了

2020年03月31日 18:13更新

妙高市は、JCV123チャンネルの妙高チャンネルを通じて地域の情報を映像で配信してきたが、31日をもって放送を終了する。Still0331_00005

妙高チャンネルは広報誌やホームページとは別に、映像発信の手段として、2009年1月に開設された。キャッチコピーは「みんなのテレビ」。行政情報だけでなく市内の出来事を伝えたり、市民団体や児童生徒の発表会、さらに四季折々の風景などを取り上げてきた。

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開局の準備段階から10年以上にわたり制作に携わってき堀川政利さんは、「テレビ局の仕事が全く分からないなかで始めた。1回目の放送で音声トラブルが出て、かなり聞き取りにくかったらしい」と開設当時を懐かしそうにふり返った。

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これまでの放送で特に反響があったのは、住民自ら地域の自慢を紹介する番組や北国街道を歩く歴史番組だった。「こんな祭りがあるのか、こんな場所があるのか、こんな花が咲くのかとか、このチャンネルを通じて知ってもらえたのではないか」と堀川さん。

堀川さんが特に力を入れたのが平丸集落の伝統工芸品スゲ細工を紹介する番組だった。「スゲ細工は年に1種類しか作らないので、12年かけて十二支そろえることができた。貴重な資料として大事にしてほしい」と話していた。

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妙高チャンネルには災害時の情報発信という重要な役割があるが、現在、防災行政無線の戸別受信機が市内全域に設置されたことやインターネット、FMラジオなど様々な伝達手段ができたことなどから11年の歴史に幕を下ろす。

堀川さんは「ご出演いただいた方に感謝。これからも妙高市のことを知ってほしい。ありがとうございました」と感謝の気持ちを表していた。

妙高市ではこれまで放送した番組のダビングを販売している。詳しくは妙高市役所広報情報係まで。

JCV123チャンネルは、1日から上越ケーブルビジョンが運営する。チャンネル名は「JCVタウン情報」で、地域のニュースが文字情報として流れる他、妙高市議会の生放送や新潟県議会の録画放送をご覧いただけます。

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