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歴代最年少親方が引っ張る!西横山小正月行事「鳥追い」

2020年01月15日 19:11更新

上越市の無形民俗文化財で西横山地区に伝わる小正月行事「鳥追い」が14日に行われた。西横山は現在17世帯、少子化で行事の担い手をどう確保するかが課題だが、伝統行事に外から参加したいという人たちに支えられ、ことしも元気いっぱいに行われた。Still0115_00000 (2)上越市西横山の小正月行事は約460年前から続く市の無形民俗文化財。鳥追いには集落にある白山神社に2歳から小学5年生までの7人が参加した。この中に西横山の子どもはおらず、参加した7人は集落を出た人や活動を支援するNPOスタッフの子どもたち。午後8時に鳥追いがはじまり、わらの蓑とフカグツのいで立ちで白山神社を出発。ことしは暖冬で雪が無い中での行事となった。歌には田んぼを荒らす害鳥を払い豊作への願いが込められている。Still0115_00004 (1)

しきたりでは年長の子どもが親方役を務めるが、今年は谷浜小学校の2年生、郷堀開さんが去年に続き、大役を務めた。「みんな声が出ていてまとまってできてよかった。年下の自分が親方をやるのはちょっとおかしい気もするが、長年僕のお兄ちゃんもやっていた。受け継いでいる気がするから頑張っている。小6、中学にいってもやっていきたい。」と力強く話していた。Still0115_00003 (1)鳥追いには子どもたちが力をあわせることで、「結」とよばれる共同作業の精神を学ぶ狙いがあるといわれる。鳥追いには、集落にすむ高校生など4人が、先輩として寄り添い、小さな親方をサポートしていた。おととしで鳥追いを卒業した集落の最年少、高2の和瀬田銀次郎さんは「ことしの親方に教えることは何もない。太鼓のリズムがまだ少しだが、それ以外は完璧。声も出ていた。」と太鼓判。「自分が一番経験があるので、小さな子たちに伝統を伝えていけるよう頑張りたい。」と話していた。Still0115_00002 (1)

今回稲田地区から初参加した小1の青木鷹也さんも「きょう初めてだったが歌をちょっとだけ覚えた。ちょっとだけだけど大きな声で歌えた。おもしろかった。」現在は市外に在住している須貝真紀子さんと娘で2歳の蒼ちゃんも一緒に参加し、「嫁祝いに出た縁で参加させてもらった。自分も体験していること。娘に伝統が受け継がれるのはありがたい。」と話していた。Still0115_00001 (1)

 

 

 

※ご覧の記事の内容は2020年1月15日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 1月15日 19:00~1月21日 19:00まで)

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