2019年08月17日 08:06更新
平和をねがう絆いつまでも!
学童疎開が縁で、上越市浦川原区と30年間交流を続けている東京都葛飾区の柴又小学校から16日、4年生児童が上越市に入り、浦川原小学校の児童と親交を深めた。
浦川原小学校を訪れたのは葛飾区柴又小学校の4年生60人。この交流は戦時中、柴又小学校の児童が浦川原に疎開したことがきっかけで、平成元年に始まった。今年が31年目。
16日は、柴又小の児童と浦川原小の4年生がともに宝台寺を訪れ、浦川原に疎開した3人から戦争当時の暮らしや悲惨な状況にについて話を聞いた。
そのうち、花澤曜聿さんは「食べ物が一番の問題だった。コメが不足していて、カボチャやサツマイモが主食だった。6か月間浦川原にいたが、肉を食べたことは一度もない」と話した。
柴又小学校の児童は「疎開中、食べ物が少なかったことが印象に残った。このあと、みんなでごはんを食べるのでそれが楽しみ」と。また、浦川原小学校の児童は「戦争中、人が大勢亡くなって悲しそうだった」と話した。
柴又小学校の児童は16日夜、浦川原小学校の児童の家にホームステイし、花火やバーベキューを楽しむ予定。今年秋には浦川原小学校の児童が柴又を訪れるということ。
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 8月16日 19:00~ 8月23日 19:00まで)
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