2019年04月16日 04:04更新

春日山城跡の保存活動や整備に取り組む市民団体が設立10周年にあわせて、これまでの活動をまとめた記念誌を発行した。

 記念誌を発行したのは春日山町内会が中心となって組織する「春日山城跡保存整備促進協議会」。会は、去年設立10周年を迎えた。春日山城跡の保存活動には、地域の住民だけでなく、春日小学校や春日中学校など地元の児童生徒が参加し、清掃活動、遊歩道の整備などに取組んできた。あわせて、随時、講習会を開き春日山城の成り立ちや歴史を学びあってきた。

記念誌には、そうした活動の記録、また、後継者を育てる想いが盛り込まれている。春日山城跡保存整備促進協議会の小山正明会長は10年間の活動を振り返り「不法投棄が多かった春日山は綺麗にすることにより不法投棄が減った。さらに地域住民が結集し春日山は自分たちの宝と認識する意識が変わった」と話した。

本は115ページあり、600冊発行された。そのうち400冊は上越市や、地域の小・中学校、会員などに配布される。残りの200冊は希望する市民に販売するということ。一冊500円。

詳しくは、春日山城跡保存整備促進協議会の小山さんまで。
事務所℡025-525-5903

※ご覧の記事の内容は2019年4月16日（火）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間日16日 19:00～22日 19:00まで）