2019年03月14日 05:32更新
上越海上保安署は、新しい巡視艇「たつぎり」を導入することになり、12日披露式を行った。
新しい巡視艇の名前はたつぎり。越後の龍と呼ばれた上杉謙信にちなんで名づけられた。長さ27メートル、速度は27ノット、時速50キロ以上の航行が可能。たつぎりはこれまで使われていた巡視艇なつぎりの老朽化に伴い、入れ替えで就役した。
式典では上越海上保安署の吉田勝昭署長が挨拶にたち、たつぎりの導入で海上の安全をより確実にしたいと述べた。
たつぎりは最新鋭艦として基本性能の向上に加え、なつぎりにはなかった赤外線の夜間監視装置を備えている。主な運用目的は事故防止や救助活動、密漁者の取り締まりなど。小回りがきくため入り組んだ海岸でも監視の目が行き届くという。
上越海上保安署の吉田勝昭署長は「小さな船だが大きな活躍ができるよう期待している。上杉謙信公、越後の龍と呼ばれたように地域の守護神として活躍できる船になってほしい」と話した。
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