2019年12月13日 19:23更新
上越妙高駅のお出迎えキャラクター・ウェルモの生みの親で、上越市出身のイラストレーター、大塚いちおさんが高田の雁木通りににぎわいを作ろうと、高田駅からすぐ近くの町家にコーヒー店をオープンさせた。
コーヒー店のオーナーは、イラストレーターの大塚いちおさん。
店では自家焙煎したブレンドコーヒーやコーヒー豆を販売している。テイクアウトもできる。
また店内には上越妙高駅のお出迎えキャラクター、ウェルモとコラボしたハチミツや洋服、大塚さんが上越に紹介したい商品など80点ほどが並んでいる。なかにはクリスマスをテーマにした、靴下や大塚さんがデザインしたポストカードなどもある。
店は先月のプレオープンを経て13日、オープンした。早速、近所の住民が訪れ、「雁木通りの眺めは素晴らしい。どんどん新しい店が来てほしい」とオープンを喜んだ。
大塚さんはNHK Eテレの「みいつけた!」のキャラクターデザインを務めるなど、東京を拠点に活動している。一方で、ふるさと高田に訪れた際、ある変化に気づき、店を開こうと決意した。
大塚さんは「時々帰ってくると建物が無くなっていたり、人が少なくなっていてたり…。寂しく感じていた。まち歩きをすると新たな発見があるので、コーヒー片手の散策に立ち寄ってもらえれば」と話す。
店は築150年の町家を改装していて、昔ならではの吹き抜けやはりも残っている。
大塚さんは、「古いだけの良さだけではなく、新しいものを融合し、価値が生まれるきっかけになってほしい」。買い物をしなくてもいいので、通学で店の周辺を通る中学生や高校生にも訪れてほしいと期待している。
あす14日(土)、あさって15日(日)は店で大塚さんに会うことができる。大塚さんは「クリスマスのグッズがあるので、プレゼント選びにもいいと思う。コーヒーを飲みに来てほしい」と来店を待っている。
ディグモグコーヒー
■場所:上越市仲町4-3-14
■営業時間:11:00~17:00
■定休日:火曜・水曜 ※駐車場はありません。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.