2018年10月04日 12:46更新
ワンコインをライチョウのために!
妙高山と火打山の自然環境を守るため、登山者から入域料を受け取る社会実験が今月から21日まで行われている。
これは環境省と妙高市が協力して取り組むもので、社会実験は妙高戸隠連山国立公園が全国初めてのケース。入域料は妙高山・火打山の登山道整備やライチョウ保護のために使われる。
登山者一人あたり500円の協力金をお願いするもので強制ではない。子どもと障がい者は除く。
4日は笹ヶ峰と燕温泉、新赤倉、3つの登山口で係員が登山者に協力を呼び掛けた。
賛同した人にはライチョウがデザインされた協力証が渡される。
入域料について登山者からは「いいこと。自然を大事にする気持ちが日本人に増えていく。今必要なことだと思う」「環境を守るためには負担したほうが良い」「登山道を整備してもらいたい」など声が聞かれた。
妙高市では昨年10月、5,000人を越える登山者があったことから100万円を超える協力金が集まると見込んでいる。
また下山時には入域料に関するアンケートを呼び掛け、今後の環境保全の在り方に登山者の声を活かす方針だ。
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