2018年02月24日 19:34更新

ロウソクのあかりで雪景色を灯す上越市の冬の一大イベント「灯の回廊」が24日に開催され、市内6つの会場に幻想的な世界が広がった。

「灯の回廊」は上越市安塚区で昭和62年にはじまったキャンドルロードが大島区、浦川原区、牧区などに広がったイベント。今年は名立区が加わり市内６地区の沿道や広場にキャンドルが灯った。各会場では小雨が降り続くなか、日が暮れる前から大勢の人が足を運んでいた。

高士地区では岩の原葡萄園周辺を会場に、午後5時前からロウソクが灯りはじめた。雨で点火しづらく、点灯してもすぐに消えてしまう悪条件のなか、午後6時過ぎには約5,000個のキャンドルが会場を温かく包み込んだ。

今年は「日本ワインぶどうの父」、川上善兵衛の生誕から150年になる。岩の原葡萄園には、150本の竹を使った「善兵衛タワー」が設置され、竹筒の中にも灯りがともった。

会場にはグルメ屋台も並び、訪れた人は温かい料理を食べながら、雪国ならではの幻想的な景色を楽しんでいた。

※2018年2月26日 ニュースLiNKで放送 初回18:30～