2022年12月30日 13:45更新

スポーツで優秀な成績を残した選手などを表彰する県スポーツ協会の栄光賞に、上越市出身のBMX選手 中井飛馬さんが選ばれました。

（2021年）

中井飛馬さんは上越市飯出身の22歳。現在、日本体育大学の4年生です。学業のかたわら活動拠点をアメリカにおき、昨シーズンはワールドカップ23歳以下の部で初代シリーズチャンピオンに輝きました。

今回その実績が評価され県スポーツ協会の栄光賞に選ばれました。

中井飛馬さん
「（受賞）結果で選んでいただいたことは嬉しい反面、自分が目指すのはまだ先。新潟のアスリートとして応援してくれている人も多い。オリンピックなどわかりやすい結果を出して、地元の話題の一つになれたら」

今シーズンはシーズン後半にけがによる欠場があり、結果は奮わず年間7位でしたが、走りの調子は昨シーズンよりも良かったといいます。 

中井飛馬さん
「走りは今シーズンの方が断然いい。特にスタートから最初のコーナー終わりまでのタイムが、去年と比べるとだいぶ速い。これはいままで日本人が世界に通用しなかった部分。何年間かやってきたことが少しずつ結果に出ている」

（2021年）

再来年に開催されるパリオリンピック出場をめざす中井さんに、来シーズンへの決意を聞きました。

中井飛馬さん
「来シーズンからは、これまで戦ってきた『U-23』から『エリート』にカテゴリーが上がる。そのレベルについていけるようにしっかりやりたい。来年からはオリンピックの選考に関わる大事な大会が増えてくるので、一つ一つ結果残し、目標のメダルに向けて着実に頑張りたい」