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上越市 来年度からの人事改革はどうなる?

2022年11月18日 18:39更新

上越市の中川市長は政策の重要な柱としていた副市長4人制の導入について、12月議会での提案を見送ることを表明しました。そうしたなか上越市は、4人制が実現しなくても庁内の人事改革を進めていこうと、来年3月議会に組織の方針案を提案するとしています。

また、4人制とあわせて中川市長が導入を望んでいた「政策アドバイザー」については人事改革案として提案できるかどうか、課題を洗い出すことになりました。

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中川市長は今月11日(金)、肝入りの政策としてきた副市長4人制の導入について、そのための条例改正案を12月議会に提案しないことを表明しました。市長の表明をうけて上越市は来年度中に市民と議会に対し4人制の説明を重ね、理解を求めたいとしています。

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これを受けて、18日(金)に開かれた総務常任委員会では、委員から4人制の説明に時間をかけすぎではないか、人事改革プロジェクトに影響が出るのではないかと疑問の声があがりました。

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委員
「2人でいくか4人にするか、早く結論を出すべき。人事改革を考えたときに、そういう状態が長く続くのは良くない。来年度から2人でいけるなら、中川市長の4年間2人でいいのでは」

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これに対して、人事改革プロジェクトの中澤雅人部長は、4人制はあくまで人事改革の一部に過ぎないとしたうえで次のように話しました。

中澤部長
「副市長4人制は重要なことだが、見送ることで人事改革全体が落ち着かなくなるとは考えていない。4人制については、市長が強い意志を持っている。部局連携のマネジメントの長として、4人をおくことについて研究・検討していきたい」

中川市長は、人事改革にあわせ、庁内組織を4つのセクションに分けてその目的に応じて部局を連携させようと、4人の副市長に運用を任せる考えでした。しかし、4人制を見送ったことで、来年度からは現在の2人の副市長で運用することになります。

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八木副市長
「与えられた体制のなかで最善を尽くす。今は2人でいい、4人の方がいいなどは、私からは言うことができない」

中川市長は、行政運営には専門家からの助言が必要だとして「政策アドバイザー」を導入する方針も打ち出していました。この日の委員会では、アドバイザーは必要なのか、組織上どう扱うのかなど質問が相次ぎました。

これに対して中澤部長は、3月議会までに課題を整理したいと述べるにとどめました。

八木副市長
「私たちとしては、副市長4人制と政策アドバイザーは切り分けて提案したい。有識者からのアドバイスはこれまでも受けてきて、今後も体制は変わらないと思う。政策アドバイザーが導入されることになれば、(役割など)どう分けるかも合わせて整理していきたい」

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