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施設の仕事・役割を知って!上越動物保護管理センターの見学会

2022年09月23日 22:22更新

所有者が分からない犬や猫の保護や、里親への譲渡などを行っている、上越市中正善寺の動物保護管理センターで23日、子どもや保護者を対象にした施設見学会が開かれました。

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見学会は動物保護管理センターの役割を正しく市民に知ってもらおうと、今回初めて開かれました。子ども連れの9家族およそ35人が訪れ、保護された動物を一時的に収容する犬舎や猫舎を見学したり、施設が行う仕事内容について説明を受けました。

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犬舎には現在3つのケージがあり、エアコンも備えるほか、冬場は冷えないよう、すのこや毛布で対応するものの、近年は捨て犬として保護される犬はほとんどおらず、使われる機会は少ないということです。

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一方、猫舎には7つのケージがあり、10匹前後収容できます。ことしは4月から8月までに60匹ほどが収容されたということです。また体重が800グラム以下の子猫は譲渡できず、保護されている間は施設職員のほかにボランティアが子猫の食事や排せつの世話を担い、施設を支えています。

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参加した高士小5年生男子は「これから飼うとしても、ほえても捨てたり怒ったりしない」保護者は「飼いたい希望はあったが、責任持って飼うことを教えるにはこういうところに来るほうがいいと思ってきた。最終的に行いの悪い動物は処分されちゃうのかなと思っていたが、そうではなくて、次の飼い主を探していたり、いまは処分があまりことを聞いてほっとした」

チワワを飼っている斐太北小2年生女子は「ここにいる猫と犬がいなくなって、いい人に飼ってもらいたい。これからも捨て犬にしないようやさしく仲良く暮らしたい」保護者も「どういった活動しているのか気になって参加した。実際見ると、テレビとかで見てたのと感じ方が違う。うちの犬も真剣に大切にしなければと思った」と話していました。

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上越地域振興局健康福祉環境部生活衛生課の折原直樹監視指導係長は「いまは動物の処分場ではないということ。犬も猫も生かして次の飼い主につなげることに一生懸命取り組んでいる。動物が好きでない人にも知ってもらいたい。引き取りが多くなっても、長岡や新発田にもセンターがあり連携して、空きがあれば移送するし、その逆もある。飼えなくなった犬や捨て犬が放浪しているケースは県内ではほぼないが、猫はまだ多い状況。猫がほしいという家庭がいれば、施設に来てほしい」と話しています。

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なお、県内の保護管理センター全体では収容数が犬・猫ともに減少傾向にありますが、高齢や重い病気、危険が伴うなど、やむをえず殺処分された犬は昨年度12匹、猫は258匹ということです。

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