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保護者の代わりに病児をお迎え わたぼうし病児保育室で登録受付中

2022年04月16日 19:09更新

上越市にあるわたぼうし病児保育室で、保育園や学校で体調不良となった子どもを、保護者に代わって看護師などが迎えに行くサービスが、今年度から始まりました。制度を利用するには事前の登録が必要で、随時受け付けています。

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「病児のお迎えサービス」を行うのは、上越市栄町の塚田こども医院に併設されている、わたぼうし病児保育室です。

子どもが保育園や学校で体調不良となったとき、通常は保護者が迎えにきて引き取りますが、仕事などを理由に対応が困難な場合、代わりに看護師や保育士が迎えに行きます。

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その後、医院で診察を受け、保護者が迎えにくるまで保育室で預かります。その際、保護者が希望すれば、塚田こども医院ではないかかりつけ医を受診することもできます。

対象は、市内に住む生後3か月から小学6年生までの子どもです。

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塚田次郎 院長
「保育園や学校にいるときに具合が悪くなるのはよくあること。その度に迎えに行く親御さんは大変で、協力できることはないかと考えていた。中川市長の公約にも『病児お迎えサービスをやりたい』とあり、私たちも頑張ろうと思った」

市は今年度、制度を創設するための予算として、事業費630万円を盛り込みました。

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お迎えサービスを利用するには、事前の登録が必要です。今月から申込の受付が始まり、16日現在、4組7人が登録しました。

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登録した保護者
「共働きで急に迎えに行けないことも多い。こういう制度があると助かり、安心して働ける」
「保育園に入ったばかりの頃、よく熱をだして迎えに行っていたが、呼び出しですぐにいけないことも多かった。手伝ってもらうサービスは他にもあったが、病児は利用できなかった。保護者はとても助かる」

共働きや片親世帯にとってはありがたい制度の一方で、塚田院長が懸念しているのがコロナ禍です。子どもが体調を崩しても、症状がコロナ感染の可能性がある場合、制度は利用できません。

そのため、コロナ禍が収束するまでは、湿疹や蕁麻疹などの皮膚疾患以外は、利用が難しいということです。

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塚田次郎 院長
「コロナであれば、預かれず接触もできない。コロナ禍でどれだけこのサービスが運用できるかはわからないが、枠組みができたことが大きい。コロナが落ち着けば大いに役立つと思う。病児保育そのものが子育て支援のセーフティーネットだが、さらにきめ細かく支援していきたい」

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利用の申し込みは、わたぼうし病児保育室で随時受け付けています。詳しくは、わたぼうし病児保育室までお問い合わせください。
■わたぼうし病児保育室 電話(025-544-7779)

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