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超大型紙芝居で読み聞かせ 小川未明4作品による朗読会

2021年10月24日 18:18更新

上越市出身の児童文学作家、小川未明の作品による朗読会が24日、上越市の小川未明文学館で開かれました。会では、幅1メートルを超える原画を使った紙芝居も行われました。

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朗読会は小川未明文学館の特別展「超大型紙芝居月夜とめがね原画展」に合わせ、市民団体「未明ボランティアネットワーク」が開きました。この日は、参加したおよそ50人を前に、「未明ボランティアネットワーク」のメンバーが、小川未明の作品「子うさぎと母うさぎ」「雪だるま」「よっぱらいの星」「月夜とめがね」の4つを朗読しました。

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そのうち「月夜とめがね」は、会場に設置されている幅130センチ、高さ90センチもある大きな段ボールの原画による紙芝居が行われました。原画は全部で19枚、長岡市の紙芝居作家、諸橋精光さんが制作しました。

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この作品は未明が40歳のときに出版された童話です。話しはある月夜の晩、町はずれに住む目の悪いおばあさんが針仕事をしていたとき、突然家にやってきためがね売りから丸いめがねを買ったあと、けがをしている不思議な少女と出会った物語です。

話しの終わりには、少女の正体が蝶だとわかり、その少女はいなくなってしまいました。

参加者
「メルヘンな世界でよかった」「素晴らしかった。世界に引き込まれた」

未明ボランティアネットワーク 岡本フミさん
「小川未明をまだ知らない方がいるので、そういう方にもこの機会に知ってもらい、本を読んでもらえたら嬉しい」

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「未明ボランティアネットワーク」では、小川未明文学館で毎月第2、第4日曜日に「おはなし会」を開いています。また、特別展「超大型紙芝居月夜とめがね原画展」は12月5日まで小川未明文学館で開かれています。

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