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コロナ禍の「児童引き渡し訓練」上越市立飯小学校

2021年09月17日 18:00更新

コロナ禍で地震が発生した想定で、下校できない児童を保護者に引き渡す訓練が16日、上越市立飯小学校で行われました。 

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訓練はコロナ禍で震度6弱の地震が発生し、通学路でブロック塀が倒壊するなどして、児童が下校できない想定で行われました。保護者への引き渡しで重要なのは、人が集中して密になる状況を招かないことです。そのため、引き渡しの時間帯を学年ごとに決め、1年生から順番に10分ずつ割り当てました。

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同時に、保護者に一斉のPTAメールを打ち、時間別に引き渡すことを知らせます。

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児童は、その間に8つの町内ごとに分かれて、別々の教室などに待機します。保護者は原則歩いて学校に向かい、玄関で手や指をアルコール消毒と受付をしたあと、児童のいる部屋へ行く流れです。そのとき、校内での移動は接触を避けるため一方通行になります。

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兄弟や姉妹がいる場合は、学年の低い子の時間にあわせて引き取っていました。訓練は目立った混乱もなくおおむね時間通り、1時間ほどで引き渡しを終えました。

訓練に参加した保護者は「今まで参加したことなかったが、今回はコロナ禍での訓練だったので参加した。非常にスムーズで良かった」と話していました。また「実際の災害時には、ここまでスムーズにいかないと思う。メールで安全確認後、学校に向かったが、今回は自宅で待機していたから来れたが災害時はもっと時間がかかると思う。」と話す保護者もいました。

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 長谷川和彦校長は「保護者が時間通りに来校してくれたので、スムーズだった。実際に他校で行われた引き渡しでは一時間半以上かかったと聞いているのでそういったこともしっかり想定してやっていきたい。」と振り返っていました。

飯小学校では毎年引き渡し訓練を行っていますが、去年はコロナ禍で中止しました。今年は、コロナ禍であっても災害が起こる可能性があるとして訓練を実施したということです。

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