2021年06月23日 11:50更新
少子化が進む中、妙高市立妙高高原北小学校と妙高高原南小学校が令和8年度までに統合され、新しい小学校となることがわかりました。
これは22日に開かれた妙高市議会全員協議会で明らかになりました。
市によりますと両校の児童数は、妙高高原北小学校が70人、妙高高原南小学校が59人のあわせて129人です。これが5年後の令和8年度には、両校あわせて101人になる見込みです。現在、妙高高原地区のこども園は1か所だけで、小学校進学で北小と南小に分かれた後、再び妙高高原中学校で一緒になる状況です。これについて市が行ったアンケートなどでは、小学校を統合したほうがよいという声が保護者から一定程度あったということです。
こうした状況を踏まえ、市では2校を対等統合し新しい学校とする計画を進めることにしました。市教育委員会の川上晃教育長は「地域の声は統合におおむね向いている。しかし、保護者から自分の母校の名前が無くなってしまうのではという声もあった。そういったものを捉えたうえで、統合という方向になった」と話しました。
市では今後、PTAや教育関係者などを含めた統合に関する協議会を立ち上げ、令和8年度までの統合を目指します。川上教育長は「協議会にも参加して意見交換をし、しっかり練り上げていきたい」と話しています。
新しい小学校の校舎は、南北いずれかの校舎を改修する方向で検討されています。
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