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江戸時代の町家「旧今井染物屋」が 手仕事体験施設としてリニューアル!

2021年05月01日 01:00更新

江戸時代末期の貴重な町家として、上越市の文化財に指定されている「旧今井染物屋」がかつての地場産業「バテンレース」作りを体験できる施設として29日、リニューアルオープンしました。

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「旧今井染物屋」は、江戸時代末期に建てられた町家です。市内で最も古い町家として、これまでも見学できましたが今回の改修で、かつて高田の伝統産業だったバテンレースについて体験したり学習できる施設に生まれ変わりました。

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上越市では、明治31年にバテンレースの生産がはじまり、高田地区の人口の3分の1が従事する基幹産業でした。とくに「旧今井染物屋」のある大町5丁目は繊維業の中心地でした。

村山市長は「130年にわたるバテンレースが作られてきた歴史の原点が大町5丁目。バテンレースを中心とする工房に変えていくことで、町のにぎわいに繋がると期待している」と話しています。

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これはかつて使われていた織機です。

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バテンレースは、巾1センチほどのテープ状に編んだブレードを組み合わせて模様を作ります。

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今回、新設された工房では、東本町にある吉田バテンレースのスタッフが常駐し、解説のほか体験をサポートします。

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吉田バテンレースの吉田節子さんは「来場者に、手作りのバテンレースを触ってもらい。今も若い人がうちのおばあちゃんが作ってたと思い出を話してくれた。上越はこうした場が少ないのでいろいろな人に出入りしてもらいたい」と話しています。

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見学者は「こういった感じが素敵。近場で出かけられるのは嬉しい。古いものは良い」と話していました。

旧今井染物屋の入場は無料です。開館は午前10時から午後5時まで。月曜が休館日です。なお、ゴールデンウイークは、休み無しで、木工品やドライフラワー、ビーズアクセサリーなどの作家による実演やワークショップが開かれます。

詳しくは、上越市文化振興課TEL025-526-6903 までお問合せください。

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