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折り紙ではなく「折加美」!梅津さんが手がける廃品アート作品

2021年04月18日 19:43更新

JCVの生活情報番組「すまいるone」で4月11日に放送した「街の魅力を再発見!清里探訪~後編~」。タウン情報のプレミアム会員では見逃し動画を配信中です!過去の放送回がご視聴いただけます。


【折加美】

皆さんは“折加美(おりかみ)”を知っていますか? 折り紙じゃなくて、折加美です。

折加美(作品)

折加美とは、上越市清里区にある菅原神社の宮司の弟で、制作デザイナーの梅津幸三さんが30年前から畳やじゅうたん、空き缶などの廃品で作っているアート作品のことです。

折加美という言葉は、使い古して必要なくなったものを“折って・加えて・美しく”するという、梅津さんが考えた造語です。

梅津さんが菅原神社の初詣の手伝いをした時に、子どもの頃に教わった折り紙の知識をもとにその年の干支を折り、初詣の記念品として配ったことが、折加美制作のきっかりとなりました。

8畳の丑

これまで手がけた作品は12干支のほかにも、オリンピックを題材にした作品や生活感があふれる作品など、数知れず。

2畳の作品
しかし、作るのは簡単ではありません。素材として使うじゅうたんも決して柔らかいものだけではありません。大きなじゅうたんを使って、力を込めて折り込んでいくことで、動物などの形を作っていきます。

折り紙というと年配者や子どもの遊びというイメージですが、梅津さんが制作している折加美は格闘技に近いと話します。

折加美(魚 工作中)
番組では空き缶を使った工作に挑戦しました。

折加美(魚の完成品)
制作時間はおよそ1時間です。

梅津さんは子どもだけの遊びではなく、折加美が子どもと親、祖父母がふれ合うきっかけになればと話します。

最後に梅津さんが、今後の目標について話してくれました。

「折加美を始めた時からずっとやりたかったことがあります。謙信公がいらっしゃったから言うわけではないですが(笑)、川中島の合戦シーンを作品として作ってみたいと思っていました。今後、赤白それぞれ50体ずつ向き合っている戦いのシーンを作りたいと思います」。

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