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市民いこいの家 存続を求め要望書提出

2020年12月24日 17:00更新

上越市石橋にある日帰り温浴施設・市民いこいの家を来年度末で廃止とする計画案を上越市が示したことに対し24日、市民団体が施設の存続を求める要望書を市に手渡した。

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要望書を提出したのは市民団体「市民いこいの家を考える会」。会のメンバー5人が上越市の市川均福祉部長を訪ね、市民いこいの家の存続を求めた。

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市によりますと、市民いこいの家は、平成6年に建設され、年間の平均利用者は5万4,000人ほど。上越市は人口減少ときびしい財政事情から公共施設の見直しを進めている。そのうち、市民いこいの家については、採算がとれない、引き受ける業者がいないといった理由で、来年度末で廃止とする案を今年8月、直江津区地域協議会で示した。

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これを受けて「考える会」は、10月からアンケート4,500通を配布した。その結果、回答率10%ほど、460通の6割が廃止の計画を知らないと答えたということ。この結果を示しながら、市民への説明が不足していることを指摘した。これに対し、市は「理解と真の意味での納得をしてもらえる取り組みをしてもらいたい」と話した。

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