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日米共同訓練開始 オスプレイ6機投入も飛行ルート示されず

2020年12月07日 17:45更新

陸上自衛隊とアメリカ海兵隊による日米共同訓練が、関山演習場と相馬原演習場で7日から始まった。関山での共同訓練の実施は今回で5回目。

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初日の7日は、関山演習場で自衛隊とアメリカ海兵隊あわせて100人が参加し、訓練開始式が行われた。

今回の訓練は関山演習場のほか、群馬県の相馬原演習場などで18日までおよそ2週間行われる。内容は主に空中機動作戦を展開、島嶼部に攻撃があった場合の防衛や拠点奪還などの対応を重視したものとなる。

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陸上自衛隊からは、新発田駐屯地の普通科連隊およそ400人、アメリカ海兵隊からは沖縄県のキャンプ・シュワブや、普天間基地の海兵師団や海兵航空団など約500人が参加する。これらの部隊は空中機動戦を得意とした部隊で前回の2017年に引き続き、米軍の輸送機オスプレイも6機投入され、日米部隊の輸送などが行われる。

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一方でオスプレイの飛行ルートは具体的に示されず、アメリカ軍からの発表を経て、その都度自衛隊側からルート上の各自治体に離発着の予定を示す。また機能別訓練では、機関銃や迫撃砲などの実弾訓練も行われる。

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式典のあと日米の指揮官2人がメディアのインタビューに応じた。

陸上自衛隊の遠藤祐一郎連隊長は「今回はオスプレイに陸自の隊員が乗り、陸自の航空機にアメリカ海兵隊員が乗る。装備品や運用要領をお互い学べれば」と話した。

アメリカ海兵隊のニール・R・ベリー大隊長は「安全こそ最も優先度が高い。日本国民をはじめ、参加者を傷つけたいとは思っていない。安全を認識しているからこそ、海兵隊のどの航空機に乗るのもためらいはない。実際、私の家族も乗れるほど安心だ」と、オスプレイの安全性について話した。

またコロナ対策として、遠藤連隊長は「部隊からの移動で道の駅などに立ち寄る際も、マスク着用や手洗いを徹底する」と話した。

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