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ふるさとの学校を忘れない!山部小で閉校記念式典

2020年11月15日 18:00更新

忘れない!私たちのふるさと!

来春の統合にあわせて閉校が決まっている板倉区の上越市立山部小学校で14日、閉校記念式典と記念碑の除幕式が行われた。

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山部小学校は明治16年に創立。平成16年には旧寺野小学校と統合し、現在に至る。これまでの138年の歴史の中で約3800人の卒業生を送り出した。来年度からは針小、宮嶋小と共に新設の「板倉小学校」に統合される。閉校記念式典は地域住民による実行委員会が主催し、全校児童30人のほか市の関係者や保護者などが出席した。五十嵐功校長は「138年の伝統と先輩方の知恵と汗が皆さんに引き継がれている。板倉小・板倉中に進級・進学しても、山部小で学んだことに自信と誇りを持ち、夢に向かってチャレンジし続けてください」と在校生に向けてメッセージを送った。

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 つづいて、5・6年生が作詞作曲した歌「忘れない私たちのふるさとやまべ小学校」を全校児童で合唱。間奏では児童1人1人がこれまでの学校の歴史や思い出を振り返り、校舎や先輩たちにありがとうと感謝の気持ちをひとつにした。

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式典後の記念碑の除幕式では6年生の代表児童が「138年の歩みを知り、大好きな山部小への思いが強くなった。石碑には創立100周年記念の校歌が刻まれている。校歌には私たちの自慢の
自然が沢山歌われている。自然豊かな山部小で仲間と過ごした日々はとても楽しかった。最後の卒業生として誇りを持って進学できるよう、山部小での残りの4か月を大切に過ごしたい」とスピーチした。


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閉校記念実行委員会の丸山康文委員長は「正直寂しい つらいという気持ち。これだけ長く皆さんが教育に携わった学校なので残念。新しい学校に通う子どもたちは協力して、山部小の誇る『自然の環境で学ぶこと』を大切に人間関係を築いてほしい」と話していた。

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