2020年07月01日 14:28更新

上越市立針小学校と宮嶋小学校の児童が来春の統合に向けて6月30日からオンラインでの交流学習を始めた。

板倉区にある針小学校、宮嶋小学校、そして山部小学校は来年4月に統合して板倉小学校となる。各校では統合へ向けて去年から児童が交流する学習を進めてきた。しかし新型コロナウイルスの影響で交流は中止していた。

そうした中オンラインによる交流を試験的に行おうと針小学校と宮嶋小学校の1・2年生43人がTV画面を通じて授業にのぞんだ。

児童は自己紹介したあと、スイカや枝豆などを育てる農業体験について発表したほか、お互いの学校生活について質問するなど交流を深めた。 

針小学校2年生の女子児童は「久しぶりに他の学校の友達と会えて嬉しかった。統合までにみんなともっと仲良くなりたい」と話した。

針小学校2年生の太田渉教諭は「初めてのオンライン授業だったが子ども達が笑顔で楽しんでくれていたので良かった。今のご時世直接会うことが難しい。お互い顔と顔を合わせて話すことが有効だと思う。今後は屋外での生中継もできたら」と語った。

針小学校と宮嶋小学校では来月3日、6年生同士の交流授業を行うということ。また2学期には山部小学校を含む3校でのオンライン授業も予定されている。