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雪だるま高原 新指定管理者「スマイルリゾート」が記者会見

2020年06月19日 19:28更新

まず地元に愛されたい!

上越市安塚区雪だるま高原の新しい指定管理者に決まった株式会社スマイルリゾートの田中章生社長が記者会見を開き、今後の経営方針を語った。

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安塚区の雪だるま高原は、記録的な少雪と新型コロナの影響で運営会社の株式会社キューピットバレイが解散したあと、地域住民の署名活動を経て、株式会社スマイルリゾートに指定管理者が決まった。スマイルリゾートは湯沢町に本社があり、南魚沼市や長野県茅野市などに5つのスキー場を運営している。村山市長から指定証が交付された田中章生社長は「日本のスキー発祥の地で運営できる名誉に感謝している。スキー場運営の基本はまず地元に愛されること。」とあいさつ。直接管理する他のスキー場とのシナジーで、スタッフ連携、物品の共同購買、プロモーションなどコスト削減が可能と示した。さらに今後の経営方針については「まずは身の丈にあった運営に縮小する。事業を広げるとコストが膨らみ、採算が合わなくなる。」と話す。

そのうえで同社は上越市内だけでなく市外も含めた小・中学校、高校のスキー授業受け入れを強化したり、ファミリー客むけの特別リフト券や上越市民を優遇するシーズン券を発行するなどの方針を示した。その一方で今期はスキー場事業のみの運営に留め、ログハウスなどの宿泊施設の営業は見送る。スキー場のゴンドラは今期の運行を中止し、リフトのみとする方針。  同社の八木達也執行役員は「膨大な整備費がかかるゴンドラが現在のキューピットバレイに合っているのか。ゴンドラの在り方は今後検討していく必要がある。」と説明している。

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また市が現在改修している温泉の宿久比岐野の入浴施設は11月下旬から12月上旬にオープン予定で、日帰り温泉のみの利用となる。このほかキャンプ場については、ウイルスの感染リスクが少ない屋外活動に人気が高まっていることから、今期の営業を柔軟に判断したいとしている。キューピットバレイスキー場は建設から30年が経過している。村山市長は今後の施設整備や更新に関し「ダウンサイジングしながらスキー場に合った施設機能を検討していく。」と述べた。

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スマイルリゾートの指定管理は、7月1日から令和4年3月末までで、市ではその間の運営実績により延長を検討することにしている。スマイルリゾートでは今期の施設利用者の目標を10万4000人としている。

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