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妙高市がCO2ゼロを目指す宣言 ライチョウを国立公園指定の鳥に

2020年06月05日 16:28更新

地球温暖化が市民生活や地域経済に影響を及ぼしているとして、妙高市の入村市長は30年後の2050年までに二酸化炭素の排出量をゼロにする宣言を表明した。市ではプラスチックの削減や絶滅危惧種ライチョウなどの自然資源を守る取り組みを進めることにしている。

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入村市長は、市議会定例会の冒頭で「地球温暖化の影響は台風による豪雨災害や記録的な暖冬少雪を引き起こし、市民生活や地域経済へ深刻な影響を及ぼしている。危機的状況に向き合い、CO2排出量実質ゼロを目指す」と「生命地域妙高 ゼロカーボン推進宣言」を表明した。

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宣言は水資源の保全。二酸化炭素削減に向けた地球温暖化対策。再生可能エネルギーの自給率向上、プラスチックの排出抑制や分別回収を進めた生活スタイルの変革。そして、絶滅危惧種のライチョウや高山植物など自然資源を守る5つの取り組みを市民1人ひとりが強く進めるもの。

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具体的には、今年の秋に市内の小学6年生を対象に、環境をテーマにした授業を行なう。また来月1日からレジ袋が有料化されるのに合わせ、市ではプラスチックを減らすためにマイバッグの作り方を掲載したチラシや型紙を希望者に無料で配布する。作り方や型紙は今月中に市のホームページにも掲載される予定。

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この宣言に合わせ、きょうはライチョウが妙高戸隠連山国立公園の妙高エリア、いわゆる国立公園妙高の鳥として指定された。火打山のライチョウは国内で最北に生息しているが、個体数が減少している。原因はエサとなる高山植物、コケモモが地球温暖化の影響で少なくなっているため。市では引き続きライチョウの生息環境を改善し、数を増やす取り組みを進めることにしている。

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