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和菓子屋がパン作り!?コロナ禍のピンチをアイデアで切り抜ける!

2020年06月02日 19:05更新

ピンチはチャンス!
新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ売上げを挽回しようと、上越市東城町1の老舗、藤本製菓がパンの製造を始めた。

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県立高田農業高校の隣にある藤本製菓は創業が明治20年と130年以上の歴史がある老舗。名物の「虎焼」をはじめ、和菓子やシュークリームなどの洋菓子も販売している。しかし観桜会の中止や、緊急事態宣言による冠婚葬祭の自粛などが響き、4月の売上は3割、5月は5割以上落ち込んだという。そこで起死回生に取り組んだのが日常食である「食パン」の製造だ。

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5代目の藤本竜也さんは「お菓子は嗜好品だが、パンなら毎朝食べてもらえると思って始めた。和菓子屋でパン作りはあまりないと思う。今までやっていたことだけではなく、何か新しいことを始めて皆さんに興味を持ってもらい、活性化出来たら。」と話す。普通の食パンも販売しているが、和菓子店ならではの工夫を凝らしたラインナップを並べた。

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あん食パン(税込380円)
中にはチョコレートではなく、あんこが練りこまれている。

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ごまいも食パン(税込440円)
名前のとおり、ゴマの入った生地にシロップ漬けの「紅あずま」をいれた。

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さらにベースとなる食パンの生地は、仕込みを2段階にして、しっとり感が長持ちするよう工夫している。「もちもち感と日持ち。次の日になっても“しっとりもちもち”しているのと食材そのものの味を損なわないように目指した。お菓子ついでにお客さんがパンを見つけて買い、あとで『おいしかったよ』と言われた。パン作りをやって良かった。」と藤本さん。藤本製菓では菓子の製造があることから、パンに限りはある。確実に購入したい場合は前日までに予約が必要だ。

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■藤本製菓
上越市東城町1丁目4−46
℡025-525-1610

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